【銀行員が欲しがる融資申込資料作成講座】総合評価:78点
融資の申込みで、何をどこまで説明すればよいのか。
書類をそろえても、銀行側に事業の中身が伝わらなければ、話は前に進みません。
この講座は、元銀行員の経験をもとに、金融機関へ提出する資料の作り方を整理した教材です。
販売者は与那覇 武さん。
販売価格は12,800円です。

講座の中心は、事業計画書だけではありません。
収支計画書、返済シミュレーション、銀行員へ説明するための資料まで、一連の流れで扱っています。
特に興味深いのは、PowerPointを使った「融資の紙芝居」です。
文章を並べるだけでなく、事業の流れや資金の使い道を、相手が理解しやすい順番に組み立てる考え方です。
銀行員は、申込者の業界や会社の事情を最初から知っているわけではありません。
その前提に立ち、5W+2Hで事業を整理する内容は、資料作成が苦手な人にも使いやすい部分です。
本編はPDF67ページ。
加えて、Excelの事業計画書テンプレート、記入サンプル、借入返済シミュレーションが用意されています。
銀行提出書類一覧表や資金調達Q&A集もあり、申込み前に確認すべき項目を洗い出せます。
商品説明だけを見ると、かなり実務に寄った構成です。
創業融資を考えている人や、個人事業から法人化したばかりの人にとって、調べる順番が見えやすくなる点は評価できます。
テンプレートがあるため、白紙の状態から書き始めるより、作業の負担を抑えられる可能性もあります。
ここまでの内容を踏まえると、評価できる点は「融資の知識」だけでなく、「伝える資料」まで対象にしていることです。
一方で、減点した理由もあります。
この教材を読んだからといって、融資が承認されるわけではありません。
特定商取引法の表記にも、資金調達の成功を保証するものではないと明記されています。
事業の収益性、自己資金、過去の実績、返済能力など、資料以外の要素も審査に関わります。
つまり、テンプレートへ数字を入れれば完了、という商品ではありません。
自分の事業を細かく振り返り、売上の根拠や支出の見通しを現実的に書く必要があります。
数字が曖昧なままだと、資料全体が整っていても質問に答えられない可能性があります。
また、本編がPDF67ページなので、短時間で結論だけ知りたい人には長く感じるかもしれません。
ExcelやPowerPointを使う環境も必要です。
スマートフォンだけで全作業を済ませたい人より、パソコンで資料を作り込める人向けです。
本講座を確認したい場合は、銀行員が欲しがる融資申込資料作成講座の詳細から販売ページを確認できます。
向いているのは、創業融資や運転資金の借入れを検討している人です。
特に、事業計画書の項目が分からない人、銀行へ何を持参すればよいか整理できていない人には、確認用の土台になります。
反対に、融資を使う予定がなく、投資や副業のノウハウだけを探している人には必要性が低いです。
総合評価は78点。
審査通過を約束する教材ではありませんが、融資申込資料を作る際の視点と素材をまとめた実務型の内容です。
最後は、自分の事業内容を数字と言葉で説明できるかどうかが重要になります。
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